Shota Miyashita
Shota Miyashita
Shota Miyashita

No. 001 — INDEX

Crystalline glaze, by precise compounding.

結晶釉を主軸とした、0.001g・1°C単位の精密な釉薬研究と陶芸制作。

Hero Index — Plate 8/8

SPECIMEN

SM-001

FIELD

Ceramic / Glaze

BASE

Mino, JP

SINCE

2017

§ 02 / Profile

Shota
Miyashita

宮下将太・陶芸家

  • 1992 神奈川県横須賀市に誕生
  • 1996 千葉県木更津市に移住
  • 2010 東京・表参道にて美容師に従事
  • 2013 東京・表参道にてレストランに従事
  • 2017 陶芸に出逢い、岐阜県土岐市に移住
  • 2019 岐阜県土岐市に工房を構える
  • 2022 HINOMIYA 発足
  • 2023 G-E-N 発足
  • 2024 ARTBIRTH Co., Ltd 設立
Portrait 1
Portrait 2
Portrait 3

§ 03 / Abstract

「ストリート個展」と称し、風呂敷による展示からキャリアをスタート。

「調合」を制作思想の中心に据え、チーム制作や他ジャンル・作家・産業との協働を通じて、従来の枠にとらわれない陶芸のスタイルを構築してきた現代陶芸家。

岐阜県東濃地方・美濃焼の産地を拠点に、世界各地から厳選した原料を用い、0.001g単位の調合と1°C単位の焼成管理による精密な研究を重ね、結晶釉を中心とした独自の特殊釉薬を開発。

伝統技術に根ざしながら、現代的な感性と実験性を融合させた造形と質感を追求している。3Dデータによる原型設計や圧力鋳込みなどの量産技術を取り入れ、作家表現と工業生産のあいだを横断。一点ものから継続生産可能なプロダクトまで幅広く手がけている。

現在は、異分野とのコラボレーション、OEM、建築、空間ディレクションなど多角的に活動。産業と個人表現の往復運動を通して、伝統工芸に新たな価値と更新の方法を提示する「新時代の陶芸家」として、国内外から注目を集めている。

Work 1
Work 2
Work 3

§ 04 / History

No. 01

陶芸が教えてくれた「自分」という存在

幼い頃から、夢を持てないことがコンプレックスでした。周りが未来の自分を語る中で、私はいつも「自分は何者にもなれないのではないか」と、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちを抱えていました。25歳のある日、旅先で訪れた陶芸体験教室 土に触れたその感触――それは雷に打たれたような衝撃でした。「これだ」と心が叫び、いてもたってもいられなくなり、すぐにスケッチブックとペンを買い、ヒッチハイクで岐阜へ向かいました。岐阜の地で耳にした「陶芸家は5年で壁にぶち当たる」という言葉。売れることの難しさ、売れた後に待ち受ける生産の壁、そして体力や創作意欲を失っていく現実――。私は「それでも挑戦してみたい」と思いました。この道で、自分を生かし、何か新しい価値を生み出せるのではないかと。

No. 02

岐阜、美濃焼の地で

私が暮らす岐阜県土岐市は、日本一の陶磁器生産量を誇る美濃焼の地。ここでは、国内最多の人間国宝が育ち、職人や工場が一体となって伝統を守り続けてきました。しかし今、その美濃焼の産地は危機に直面しています。「安かろう、悪かろう」と揶揄される大量生産の影響。後継者不足による技術の消失や工場の閉鎖。さらには原材料となる粘土の枯渇――余命10年とも言われる深刻な状況です。このままでは、私が魅了された美濃焼の未来は失われてしまう。それでも、伝統を守りながら新しい挑戦を続けることで、産地は未来へと繋がると私は信じています。

No. 03

「調合」という作家としての核

陶芸を続ける中で、私にとって「調合」という言葉がアイデンティティそのものになっていきました。釉薬の調合は、0.001g単位で素材を組み合わせ、1℃単位で焼成プログラムを調整する繊細な作業です。しかし、几帳面さだけでは釉薬の本当の魅力にたどり着けないと私は思っています。むしろ、失敗を恐れず、ひたすら数をこなす――その中で「ヤバい」と感じる瞬間を見つけ出すことが重要です。独学で陶芸を学んできた私にとって、試行錯誤こそが作品を育む源泉です。釉薬の魅力は、焼く前のモノクロで粉っぽい表情が、窯から出てきた瞬間、鮮やかで生命感のある色彩へと変わるところにあります。時に予想を超える美しさが現れたときの驚きと感動こそが、私をこの世界に引き留め続けています。陶芸は「超自然的人工物」だと私は考えています。人間が自然を操ろうとしながらも、完全にはコントロールできない部分が残る。その偶然性こそが、作る人も使う人も魅了するのだと思います。

No. 04

HINOMIYAとG-E-N――二つの挑戦

2022年、「HINOMIYA」というブランドを立ち上げました。「作家と産業をつなぐ、新しい美濃焼のかたち」をテーマに掲げ、作家の視点から産地の量産技術を見直し、デザインのための技法として再解釈する試みです。職人や工場と連携し、伝統の技と現代の感性を融合させた作品づくり。「HINOMIYA」の取り組みは、量産技術を美しいデザインへと昇華させ、美濃焼に新たな可能性を見出す挑戦です。さらに2023年、アーティストと産業の架け橋となり、美濃焼に新しい価値を提供するプロジェクト「G-E-N」を発足しました。このブランドのテーマは、「物事のおおもと、始まり」「集合を構成している個々のもの」「何かを産み出すこと」。美濃焼の大量生産技術とアーティストのアイデンティティを調合し、創造性と機能性が化学反応を起こすハイブリッドなブランドです。G-E-Nでは、美濃焼で使われている伝統的な素焼き素地に、陶芸家の加飾を加えたプロダクトを製作しています。それは、機能と美意識が共存する新しい形の美濃焼。作家と産業が手を取り合うことで生まれる新しい価値を、HINOMIYAとG-E-Nは象徴しています。

No. 05

陶芸がつなぐ未来

陶芸は、私に「自分」という存在を教えてくれました。それは、ただ土を形にするだけではなく、私自身が環境や人と「調合」されていく過程でもあります。今度は、私がこの土を通じて、未来をつなぐ力になりたい。HINOMIYAやG-E-Nを通じて、美濃焼の伝統と革新の融合を目指し、新しい物語を紡いでいきます。

§ 05 / Venues

Venue 1
Venue 2
Venue 3

§ 06 / Curriculum Vitae

Exhibitions n = 43

  • 2019.09 博多阪急
  • 2019.12 代官山 RUMHOLEberuf
  • 2020.02 岡山 Retikle
  • 2020.03 仙台 Origami Sendai
  • 2020.05 高知 蔦屋書店
  • 2020.06 博多阪急
  • 2020.11 栃木 Gallery komorebi
  • 2021.03 代官山 RUMHOLEberuf / 原宿 GARROT TOKYO / 名古屋 GARROT NAGOYA / 心斎橋 PARCO / 三軒茶屋 mana's green
  • 2021.04 とうしん美濃陶芸美術館「土からはじまる」
  • 2021.05 蔵前 水犀 / 池袋 西武本店
  • 2021.06 渋谷 JOURNAL STANDARD
  • 2021.07 原宿 Laforet
  • 2021.08 青山 At kiln
  • 2021.09 とうしん美濃陶芸美術館「MINO茶碗100」/ 益子 もえぎ / 銀座 三越
  • 2021.11 岐阜 Ceramic Valley Craft Caravan / 青山 At kiln
  • 2021.12 西武池袋本店 / 名古屋 高島屋
  • 2022.02 台湾 monoiina
  • 2022.03 岐阜 CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP
  • 2022.06 池袋 西武本店
  • 2022.07 青山 At kiln
  • 2022.09 益子 もえぎ / 中津川ソーラー武道館
  • 2022.12 池袋 西武本店
  • 2023.01 仙台 ORIGAMI SENDAI / 名古屋 cont / 静岡 FIGURE
  • 2023.03 青山 At kiln
  • 2023.05 岐阜 美濃陶芸作家展 / 池袋 西武本店
  • 2023.06 ポーラ美術館 / NARRATIVE PLATFORM
  • 2023.07 新宿 伊勢丹 / 仙台 三越
  • 2023.08 青山 At kiln
  • 2023.09 益子 もえぎ / ハンガリー ヘレンド博物館 / 唐山市中国陶磁器博覧会
  • 2023.10 香港 MEGA SHOW
  • 2024.04 仙台 ORIGAMI SENDAI / とうしん美濃陶芸美術館「NEXT2024」
  • 2024.05 World Art Dubai
  • 2024.08 益子 もえぎ
  • 2024.09 新宿 伊勢丹 / うめだ阪急
  • 2024.10 京都高島屋 / とうしん美濃陶芸美術館「MINO茶碗100」/ 恵比寿 At kiln
  • 2024.12 日本橋三越
  • 2025.01 仙台 ORIGAMI SENDAI
  • 2025.02 うめだ阪急
  • 2025.03 岐阜 CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP
  • 2025.05 青山 SICF
  • 2025.06 日本橋三越 / 中国 廈門 万仟堂
  • 2025.07 銀座
  • 2025.11 益子 もえぎ

Collections n = 2

  • 2024.08 インド モディ首相
  • 2025.07 大徳寺 総見院

Media

TV

  • 2020.02 趣味の園芸

Magazine

  • 2020.04 東京カレンダー
  • 2021.05 Pen
  • 2021.10 RiCE
  • 2022.04 FIGARO
  • 2022.10 THE POT 現代植木鉢図鑑
  • 2023.06 NARRATIVE MAGAZINE
  • 2023.09 料理王国
  • 2023.10 tokito.
  • 2023.11 新時代のヒットの予感 / 料理王国
  • 2023.12 anan

Newspaper

  • 2020.06 西日本新聞
  • 2023.07 中部経済新聞

Other Activities

Fashion show

  • 2020 AW saby Collection

Collaboration

  • 2020.09 Renault × Diners Club france restaurant week
  • 2021.01 西武池袋 MASK OF CREATORS
  • 2021.02 西武池袋 GIFT OF CREATORS
  • 2021.10 RiCE / PERIMETRON / 木戸泉 / 千葉麻里絵
  • 2024.11 パリ Exhibition「縁」
  • 2025.05 東京 VERT 神楽坂

Radio

  • 2023.08 FM PiPi そこがキーポイント
  • 2023.12 FM PiPi

Model

  • 2021.07 温故知新 Fashion show

Set

  • 2021.06 WORTHLESS × JOURNAL STANDARD 表参道

Lecture

  • 2022.08 シゴトフェス

Event

  • 2023.05 四谷 -彩食兼美- ab restaurant
  • 2023.08 岐阜 -彩食兼美- ab restaurant
  • 2023.11 東京 SALON de X g KEYAKIZAKA
  • 2024.08 岐阜 -彩食兼美- 仙台 French × Denmark
  • 2025.05 岐阜 -彩食兼美- 鬼崎翔大